かごの正体はガラス!
カイメンの体は,多くの骨片から形作られていますが,その骨片には石灰質のものと硅質のものがあります.六放海綿類の骨格は珪質なので,ガラスカイメンと呼ばれることもあります.
カイロウドウケツ類の多くは,ヘチマのような形をしており,その下端には細い毛束のようなものがあります.この下端を海底の泥の中に埋めて,海底に直立します (図1).
外皮は精密なかご網状になっていますが,内部(胃腔といいます)は空洞となっています.形の面白さや,精密なかご状の外皮を持つため,欧米では「ヴィーナスの花かご」と呼ばれ,装飾品として珍重されていました (図2).
六放海綿類には深海性種が多く,ドレッジやトロールなどの採集器具を用いて海底の調査を行うとよくとれますが,骨片が鋭く,素手で触ろうものなら細かな 骨片が刺さり,大変痛い思いをします.作業には軍手やゴム手袋を欠かすことができず,トロールやドレッジ調査ではあまり歓迎されない生物です.(via 展示品の一部紹介)
moqo-moqo
biological diversity
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2009-09-09
Source: chiba-muse.or.jp
